6.ゆっくり教えてあげましょう

2021/10/06

6.ゆっくり教えてあげましょう

今、あなたは愛犬に何を教えていますか?

私も飼い主様とお話をしていきながら、オスワリ、フセ、マテ、持ってこい、出せ、戻ってくること、などいろいろと指導しています。

飼い主様が愛犬にいろいろなことを覚えてほしいという気持ちがたくさんあることは私にとってはうれしい限りですが、一度にたくさんのことを教えてしまって、結果的になかなか覚えてくれないと言うことになることがたまにあります。ですので、私は「ひとつのことを確実に教えてあげましょう」とお伝えしています。

食例.呼んだら来ることを教える時
『おいでー』と数回呼んだら戻ってくれましたが、飼い主様は褒めないでそのままオスワリをさせました。でもワンちゃんはオスワリをしません。この場合は、呼んですぐに戻ってくるまでは戻ってくることだけを教えてあげましょう。オスワリはオスワリだけを別の時間に教えてあげましょう。『おいで』と『オスワリ』がそれぞれ確実にできたら『おいで』と呼んで来てくれたら『オスワリ』もさせてみましょう。